看板に使用できる素材とは?選ぶときのポイントや施工事例

※参照元:HORA SIGN「バーバーポール 手書き看板 BARBER看板 木製看板」(https://test11.eri-labo.com/work/バーバーサイン%e3%80%80手書き看板%e3%80%80barber看板%e3%80%80木製看板/)
看板の素材は見た目の印象だけでなく、耐久性やメンテナンス性、設置場所との相性にも大きく影響します。そこで本記事では、看板に使用される主な素材の特徴や選び方のポイントについて、施工事例を交えながら解説します。
看板の素材

※参照元:HORA SIGN「ヨーロッパ風金看板 フランスのウィンドー文字 アンティーク文字」(https://test11.eri-labo.com/work/ヨーロッパ風金看板%e3%80%80フランスのウィンドー文字/)
看板の素材には、金属やガラス、木材、樹脂といった種類があります。それぞれ見た目の印象や耐久性、加工方法、メンテナンス性が異なるため、設置場所や建物のコンセプトなどに合わせて選ぶことが重要です。ここでは、看板に使用される主な素材の特徴を解説します。
金属(銅・アイアン・スチール・アルミ・ステンレスなど)
金属は、耐久性と高級感を兼ね備えた看板の素材です。屋外環境でも比較的劣化しにくく、店舗や企業の顔となる看板に幅広く採用されています。
- 銅:経年変化によって独特の風合いが生まれるため、個性的なデザインを演出したい場合に適している
- アイアン:重厚感やクラシカルな雰囲気を表現しやすく、アンティーク調やヨーロピアンテイストの店舗によく用いられる
- スチール:強度が高く加工しやすいため、ヴィンテージ調の看板から現代的なデザインまで幅広く採用される
- アルミ:軽量でサビに強く、屋外看板や壁面看板など幅広い用途で使用される
- ステンレス:耐食性に優れ、長期間美観を維持しやすい
金属素材は種類ごとに特徴が異なるため、デザイン性と耐久性のバランスを考慮しながら選ぶことが大切です。
ガラス
ガラス素材は、洗練された印象を与えられる看板の素材です。透明感のある見た目が特徴で、ホテルや美容室、オフィスといった上質な空間づくりを重視する施設で採用されています。
ガラス面にカッティングシートや手書き塗装、サンドブラスト加工などを施すことで、ロゴや文字を美しく表現できます。また、店舗の窓ガラスを看板として活用できるため、スペースを有効利用できる点も魅力です。
ただし、衝撃による破損リスクがあるため、設置場所や安全対策を考慮する必要があります。高級感や清潔感を演出したい場合には、ガラス素材が適しています。
自然素材(木・石・竹など)
自然素材は、温かみや独自の風合いを表現できる看板の素材です。
- 木材:ナチュラルで温かみのある雰囲気を演出しやすく、カフェやレストラン、雑貨店などに採用されている
- 石材:重厚感や高級感を表現できるため、旅館や和風店舗、歴史的な建築物との相性が良い
- 竹:和のイメージや自然との調和を演出しやすく、和食店や観光施設などで活用されている
一方で、自然素材は雨風や紫外線の影響を受けやすいため、定期的な塗装や補修などのメンテナンスが欠かせません。店舗の世界観を大切にしたい場合に適した素材です。
樹脂(アクリル・ポリカーボネート・塩化ビニルなど)
樹脂素材は、加工しやすくデザインの自由度が高い看板素材です。軽量で扱いやすく、さまざまな形状やサイズの看板を製作できます。
- アクリル:透明度が高く美しい光沢があるため、店舗サインや館内案内板、ディスプレイなどによく使用される
- ポリカーボネート:衝撃に強く割れにくい特徴があり、屋外看板や安全性が求められる場所に適している
- 塩化ビニル:比較的安価で加工しやすく、イベント看板や広告看板、短期間の販促物などに活用される
コストを抑えながらデザイン性を重視したい場合は、樹脂素材が有力な選択肢になります。
複合素材
複合素材は、複数の素材の長所を組み合わせた看板の素材です。
- アルミ複合板:樹脂芯材をアルミ板で挟んだ構造で、軽量性と強度を兼ね備え、壁面看板や野立て看板の表示面などに使用される
- 木材と金属:木材の温かみと金属の耐久性を組み合わせ、デザイン性と機能性を両立する
- アクリルとステンレス:アクリルの透明感とステンレスの高級感を組み合わせ、店舗や企業の看板などに採用される
複合素材は用途に応じて柔軟に設計できるため、機能性とデザイン性の両方を求める場合に適しています。
看板の素材を選ぶときのポイント

看板の素材選びでは見た目だけでなく、設置環境や耐久性、ブランドイメージなども重要です。素材によって寿命やメンテナンス方法が異なるため、目的や使用環境に合わせて選びましょう。ここでは、看板の素材を選ぶ際に押さえておきたいポイントを解説します。
設置場所に適した素材を選ぶ
看板を製作する際は、設置場所に適した素材を選ぶことが大切です。なぜなら、屋外と屋内では看板にかかる負荷が大きく異なるためです。
- 屋外看板:雨や風、紫外線の影響を受けるため、ステンレスやアルミ、ポリカーボネートなどの耐候性に優れた素材が適している
- 屋内看板:天候の影響を受けにくいため、アクリルや木材なども含めてデザイン性や店舗の雰囲気を重視した素材を選びやすい
また、海沿いの地域では塩害、交通量の多い道路沿いでは排気ガスによる汚れなども考慮しなければなりません。看板を長く美しく使用するためには、設置環境を踏まえた素材選びを心掛けることが重要です。
耐久性とメンテナンス性を考慮する
看板の素材を選ぶ際は、耐久性とメンテナンス性も確認しましょう。どれだけデザイン性に優れた看板でも、短期間で劣化してしまうと修理や交換の費用が発生します。
- ステンレス・アルミ:サビに強く耐久性に優れているため、長期間使用できる
- 木材:温かみが魅力だが、美観を維持するために定期的な塗装や補修が必要になる
素材ごとの特徴を理解し、将来的な維持管理まで見据えて選ぶことで、長期的なコストの抑制につながります。
店舗や企業のブランドイメージに合わせる
看板の素材選びでは、店舗や企業のブランドイメージに合わせることも重要です。看板は来店客や通行人が最初に目にする情報であるため、企業や店舗の印象を左右します。
- 木材・石材:自然で温かみのある雰囲気を演出し、カフェやレストラン、旅館などと相性が良い
- ステンレス・ガラス:洗練された印象や高級感を表現し、オフィスや美容サロン、ホテルなどで採用される
- アイアン・銅:アンティーク調やヴィンテージ調の雰囲気を演出し、個性的な店舗やこだわりのある空間づくりに活用できる
看板の素材は機能性だけではなく、ブランドの世界観を伝える重要な要素です。看板を通じてどのような印象を与えたいのかを明確にしたうえで、適切な素材を選びましょう。
看板の素材に関するよくある質問

看板の素材選びでは、屋外での使用や耐用年数、メンテナンス方法などについて疑問を持つ方が少なくありません。ここでは、看板の素材に関するよくある質問に回答していきます。
屋外看板には、どの素材が適していますか?
屋外看板には、耐候性や耐久性に優れた素材が適しています。屋外に設置される看板は、雨や風、紫外線、気温、湿度などの影響を日常的に受けます。そのため、劣化しにくい素材を選ぶことが重要です。
- ステンレス・アルミ:サビに強く耐候性に優れているため、屋外看板で広く利用される
- アルミ複合板:軽量で加工しやすく、強度に優れているため、屋外看板の表示面によく使用される
また、木材などの自然素材は耐久性が劣るため、定期的なメンテナンスが必要です。防腐・防水塗装や防錆処理を施し、汚れや劣化の状態を定期的に点検することで、美観や耐久性を維持しやすくなります。
看板の素材によって、耐用年数は異なりますか?
看板の耐用年数は、素材によって異なります。素材ごとに耐久性や劣化のしやすさが異なるためです。
- ステンレス・アルミ:サビに強く、適切に管理することで長期間使用しやすい
- 木材・竹材:自然素材ならではの魅力がありますが、雨や紫外線の影響を受けやすいため、定期的な保護塗装や補修が必要になる
- アクリル・塩化ビニル:使用環境によっては変色や劣化が進むため、定期的な点検や交換を計画する
ただし、看板の耐用年数は素材だけで決まるわけではありません。設置環境やメンテナンス状況によっても変わるため、長く使用するためには定期的な点検が重要です。
看板の素材ごとに、メンテナンス方法は違いますか?
看板の素材によって、適切なメンテナンス方法は異なります。素材ごとに汚れの付き方や劣化の原因が異なるためです。
- ステンレス・アルミ:柔らかい布で汚れを拭き取り、研磨剤入りの洗剤は使用しない
- ガラス:透明感を維持するため、定期的に汚れや指紋を拭き取る
- 木材:塗膜の劣化や腐食を防ぐため、再塗装や防腐処理を行う
- アクリル:傷を付けないように、柔らかい布と中性洗剤で清掃する
素材に合わない方法で手入れを行うと、かえって劣化を早めるリスクが高くなります。看板を長持ちさせるためには、素材ごとの特徴に合わせたメンテナンスを行うことが大切です。
素材別の看板製作事例
看板の素材は、デザインや耐久性だけでなく、店舗や企業の雰囲気づくりにも大きく関わります。ここでは、スチール・ガラス・木材を使用した施工事例をもとに、それぞれの素材ならではの特徴や魅力を紹介します。
スチール製のアンティークな置き看板

千葉県の写真スタジオ向けに製作したスチール製の置き看板です。デザインから製作、焼付塗装まで行い、緑青風のペイントを施すことでアンティークな雰囲気を表現しています。スチール素材でありながら、経年変化した金属のような風合いが魅力です。
※参照元:HORA SIGN「写真スタジオ置き看板 緑青塗装 アンティーク置き看板 アンティーク風看板」(https://test11.eri-labo.com/work/写真スタジオ置き看板%E3%80%80緑青塗装%E3%80%80アンティーク/)
ガラス製の置き看板

芦屋市のチョコレートショップ向けに製作した置き看板です。店舗ロゴをもとに看板のデザインから製作まで行い、ガラスのチップ加工や特殊塗装を施したフレームで高級感を演出しています。文字部分にはサンドブラスト加工と金箔仕上げを採用し、本体をチョコレートのように見せるデザインが特徴です。
※参照元:HORA SIGN「デザイン置き看板 チョコレートショップ看板 置き看板 」(https://test11.eri-labo.com/work/5253/)
木製の立体看板

愛媛県のペット関連施設向けに製作した木製の立体看板です。手彫り加工とサンドブラスト加工によって立体感や模様を表現し、厚さ130mmで重厚感を出しました。純金箔を施すことで、見る角度によって異なる輝きを楽しめる高級感も魅力です。
※参照元:HORA SIGN「立体看板 サンドブラスト看板 木製看板 ペットの看板」(https://test11.eri-labo.com/work/立体看板%E3%80%80サンドブラスト看板%E3%80%80木製看板%E3%80%80ペッ/)
看板の素材選びについて業者に相談しよう
看板の素材によって特徴が異なり、設置場所や用途によって適した選択肢は変わります。理想のデザインと耐久性を両立するためには、実績のある看板業者に相談しながら、店舗や企業に合った素材を選びましょう。
